使い方

海外送金の費用を計算

手数料にレート差による費用を加える

2026年10月29日 · 読了時間:3分

USDからPHPへの送金費用は、手数料と送金業者のレート差による損失の合計です。参考レートと業者のレートでPHP受取額を計算し、差額を参考レートで割ってUSDに戻します。そこに手数料を加えると合計費用になります。

USDからPHPへの参考レートを取得

APIのUSDあたりのPHPを計算の参考値に使います。APIはすべての通貨をUSD建てで提示するため、PHPの値はドルあたりのペソです。送金業者のレートも同じ向きにそろえ、両受取額の単位を合わせます。

最新レートの各レスポンスにはsource、market_session、timestamp、data_updated_at、ratesと、「参考レート、決済には使用できません」という注意書きがあります。レートとdata_updated_atを併せて読み、比較に使うデータを特定します。計算例のPHPレートと時刻は、同じレスポンスの値です。

シェル
curl "https://api.exchangerate.dev/v1/latest/USD?symbols=PHP"

送金額から手数料を引く

この例では、換算前のUSD送金額から手数料を引きます。1,000 USDから5 USDを引くと995 USDです。この金額を両方の受取額計算に使い、差額がレート差を表すようにします。

手数料はレートの計算と分けます。手数料はUSD、受取額の差はPHPです。費用を足す前に差額をUSDに戻す必要があります。PHPの不足額をUSDの手数料に直接足すと、通貨が混在します。

両レートでPHP受取額を計算

2026年10月29日 11:06 UTCの単一のAPIレスポンスに基づく数値例です。参考レートはUSDあたり63.848 PHPです。1,000 USDを手数料5 USDで送り、業者の例示レートをUSDあたり62.571 PHPとします。丸め前のレートは参考値より2%低く設定しています。手数料もレート差も例示の数値で、特定の業者のものではありません。

参考レートと業者の例示レートは小数点以下3桁で表示しています。表の金額はすべて表示レートから計算しているため、各行を手計算で確認できます。995 USDに各レートを掛けると、それぞれのPHP受取額になります。

手順計算結果
換算する金額1,000 − 5995 USD
参考レートでの受取額995 × 63.84863,528.76 PHP
業者のレートでの受取額(例)995 × 62.57162,258.15 PHP
レート差による費用(63,528.76 − 62,258.15) ÷ 63.84819.90 USD
合計費用5 + 19.9024.90 USD (2.49%)

合計費用をUSDで表す

計算式は合計費用 = 手数料 + (基準レートでの受取額 - 業者のレートでの受取額) / 基準レートです。引き算で業者のレートによるPHP不足額を求め、USDあたりのPHPで割ってUSDに換算します。

例では、レート差の費用は19.90 USDです。手数料5 USDを加えると24.90 USDで、元の送金額1,000 USDの2.49%になります。手数料に使う分と換算する分の両方を含むため、百分率の分母は元の送金額です。

受取人が受け取る金額を比較

同じUSD送金額で受取人が得るPHPを比べます。手数料だけではレート差を比較できません。元の送金額を固定し、各業者の手数料とレートで受取額を計算します。

参考レートでの受取額を使うと、レート差を費用として表せます。計算の基準をそろえ、業者のレートで例の受取額を求めます。銀行、カード、送金サービスは独自のスプレッドや手数料を適用します。APIの参考用の市場仲値は、決済や取引には使えません。

時刻とリクエスト上限を確認

キーなしの上限はIPごとに毎分10回、毎時100回で、レートは15分遅延します。無料キーの上限は月5,000回、毎分10回で、レートは同じく15分遅延します。有料プランはリアルタイムです。

計算に使ったレスポンスの特定にはdata_updated_atを使います。この例の2026年10月29日 11:06 UTCは、そのレスポンスのdata_updated_atです。リクエストを再実行したら、返されたPHPレートで計算し、結果と併せてレスポンスの時刻を保存します。

よくある質問

計算にレート差を含める理由は?

業者が参考値より低いレートで換算すると、手数料以外にも費用が生じます。レート差によってPHP受取額が減るため、両レートで同じUSD換算額を使って減少分を求め、USDで表します。

受取額の差を参考レートで割る理由は?

受取額の差はPHP、参考レートはUSDあたりのPHPです。割ると差額をUSDで表せるため、USDの手数料に加算できます。業者のレートで割ると、費用計算の基準が変わります。

例の手数料とレートは送金サービスのものですか?

どちらも例示の数値です。手数料は5 USDで、業者の例示レートは丸め前にレスポンスの参考値より2%低く設定しています。表の計算はすべて表示レートを使います。

参考レートでの受取額は実際の送金と一致しますか?

銀行、カード、送金サービスは独自のスプレッドや手数料を適用します。同じ送金額に対して業者のレートと手数料を使い、受取額を比較してください。APIレートは参考用の市場仲値で、決済や取引には使えません。

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