ガイドチュートリアル

n8nのHTTP Requestノードで為替レートを取得する

現在の為替レートを取得し、式から参照できる形に整え、スケジュール実行するワークフローを作る。コミュニティノードの追加は不要。

2026年8月6日 · 6 min

必要な構成はSchedule Trigger、HTTP Request、出力先の3ノードだけだ。まずキーなしでレスポンスを確認し、動作したら無料キーをヘッダー認証情報に保存してワークフローを有効にする。

  • n8n標準のHTTP Requestノードを使う。
  • /v1/latest/USD?symbols=EUR,GBP,JPYへの1回の呼び出しで3通貨を取得できる。
  • {{$json.rates.EUR}}のような式でレートを参照する。
  • APIキーは各ノードに直書きせず、Header Auth認証情報に保存する。
  • 1時間ごとの実行なら30日で約720コール。

3ノードのワークフローを作る

Schedule Trigger → HTTP Request → Edit Fieldsを追加する。作成中はManual Triggerでもよい。Edit Fieldsで出力を整えておくと、シートやDB、通知ノードへ渡しやすい。

HTTPリクエストを設定する

メソッドはGET。下のURLを指定し、クエリパラメータsymbolsにEUR,GBP,JPYを入れる。Response FormatをJSONにしてExecute stepを押す。

curl
curl "https://api.exchangerate.dev/v1/latest/USD?symbols=EUR,GBP,JPY"

式でレートを取り出す

Edit Fieldsで値をExpressionに切り替える。EURは{{$json.rates.EUR}}。{{$json.source}}と{{$json.data_updated_at}}も残しておくと、日次値だった理由や更新時刻を後で説明できる。

n8n · expressions
EUR  {{$json.rates.EUR}}GBP  {{$json.rates.GBP}}JPY  {{$json.rates.JPY}}source  {{$json.source}}updated  {{$json.data_updated_at}}

キーを認証情報に保存する

無料キーを作成し、n8nでHeader Auth認証情報を追加する。NameはAuthorization、ValueはBearer exr_live_your_key。ワークフローJSONに秘密情報を埋め込まずに済む。

キーはワークフローの外に置く

n8nの認証情報はノード設定とは別に保存される。ワークフローをエクスポートしても、秘密の値そのものは含まれない。

用途に合う実行間隔を選ぶ

運用ダッシュボードなら1時間ごと、日次レポートなら1日1回で十分なことが多い。通貨を増やすときはHTTPノードを複製せず、symbolsに追加する。

参考レートとして使う

自動処理、見積もり、レポート、分析向けの値であり、取引の約定値や決済価格ではない。

よくある質問

専用のn8nノードは必要ですか?

不要です。標準のHTTP RequestノードでGETし、返ったJSONをそのまま使えます。

EURレートを式で読むには?

`symbols`でEURを指定したうえで、次のノードに`{{$json.rates.EUR}}`と入力します。

APIキーはどこに保存しますか?

Header Auth認証情報を作り、NameをAuthorization、ValueをBearerとAPIキーにします。

無料枠で為替レートの日次cronを実行できますか?

できます。必要な通貨は1回のsymbolsリクエストにまとめます。1日1回なら30日で約30コール、1時間ごとでも約720コールなので、どちらも無料枠の5,000コール以内です。

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