ExcelにPower Queryでライブ為替レートを取り込む
Power QueryのMクエリでexchangerate.devを呼び出し、ライブ為替レートをExcelに取り込む。MacでもWindowsでも動作し、アドイン不要。無料枠は月10,000コール、カード登録なし。
ライブ為替レートをExcelに取り込む最もクリーンな方法は、/v1/latest/USDを呼び出すPower QueryのMクエリでレートをワークシートに読み込むことだ。ブック起動時または手動クリックで更新され、MacとWindowsで同じように動き、アドインは不要。無料キーで月10,000コールまでカバーされる。DCFの入力、ヘッジ管理シート、開くたびに更新される複数通貨のP&Lなど、為替連動の財務モデルが求めるライブデータフィードそのものだ。
WEBSERVICE()も使わない。/v1/latest/{base}への1コールで全レートを取得。ベースURLとRelativePathを分けて書くとスケジュール更新が壊れない。Authorization: Bearer exr_live_...で渡す。Authorizationヘッダーを設定できないコネクタではX-API-Keyを使う。無料APIキーを取得する
exchangerate.dev/signupで登録する。メール確認後、ダッシュボードにexr_live_で始まるキーが表示される。これをコピーして次のステップでクエリのパラメータに貼り付ける。無料枠は月10,000コール、カード不要。
Power Queryエディターを開く
Excelのリボンからデータ → データの取得 → Power Queryエディターの起動をクリックする。エディター内でホーム → 新しいソース → 空のクエリ、続いて表示 → 詳細エディターを開く。次のステップでこのボックスにMクエリを貼り付ける。
Mクエリを貼り付ける
エディターの内容を下のクエリで置き換えて完了をクリックし、右側のレールでクエリ名をFxRatesに変更する。RelativePath引数は省略できない — これがないとMicrosoft 365のスケジュール更新が資格情報エラーで失敗する。
ワークシートに読み込み、「匿名」を選ぶ
ホーム → 閉じて読み込むをクリックすると、通貨とレートの2列のテーブルが新しいシートに配置される。初回実行時にhttps://api.exchangerate.devへの認証方法を聞かれるので匿名を選ぶ。キーはURLではなくヘッダーで送られるため、匿名で正しい。Ctrl+Alt+F5でいつでも更新できる。
ベース通貨の変更・ペアの絞り込み
Baseを変えれば全レートのベース通貨が変わる。symbolsクエリを追加すれば必要なペアだけが返る — 行数は減り、コール数は1回のまま:
llms.txtを公開しているので、ClaudeやCursor、ChatGPTがライブのスキーマを読んでこのクエリを書いてくれる。「exchangerate.devからUSDレートを取得するExcel Power Query Mクエリを、キーをAuthorizationヘッダーに入れ、更新が動くようRelativePathを使って書いて」と頼めばよい。詳しくはMCPガイドを参照。更新頻度と無料枠の収まり
Excelは自動ではポーリングしない。テーブルはブックを開いたとき、すべて更新をクリックしたとき、またはデータ → クエリと接続 → プロパティで定期更新を設定したときに更新される。計算すると無料枠に余裕で収まる:
- 月10,000コール、毎分12リクエスト、カード不要
- 一般的なモデルは1日数コール程度(起動時+数回の手動更新)
- 市場時間中に5分間隔の自動更新をしても1日約100コール
/v1/latest、/v1/convert、/v1/range、/v1/{date}/{base}をカバー
noticeフィールドにその旨が記載されている。